美容の豆知識

漢方って薬なの?どんな時に飲むべきなのか解説

漢方とはどのようなイメージをお持ちですか?
薬と思っている方も多いと思いますが、実は漢方=薬というわけではありません。

実際に東洋医学としては、漢方薬を用いた治療もありますが、もっと幅広く個人が使えるものなのです。今回は、漢方について解説していきます。

漢方とは?

漢方の歴史は古く、古代から中国医学で使われていたものですが、奈良時代に日本に来てからは、独自に発展及び開発されてきました。

漢方という呼び名も日本でつけられたものです。日本独自で発展したからこそ、日本人の体によく合いますし、自然のものを利用しているので、自然治癒力を高めることに期待できるのです。

漢方はどんな人が飲む物?

漢方は、薬ではないので病気の人が飲むものだけではありません。
どちらかというと病名がつかないけれども不調な人(未病の状態)に最適なものです。

例えば肩こり、ニキビ、便秘、冷え、不眠、花粉症、自律神経の乱れ、糖尿病、疲労、高血圧など一般的な不調といわれるもの。

これは、放置しておくと病気になるよという体からのサインなのです。
こうしたサインを見つけたら、予防として漢方を取り入れ、不調を快調に導いていくものです。

漢方ってまずそう…

漢方にも様々な種類があります。
「まずそう」というイメージを持っているものは、煎じ薬(生薬をそのまま使う本格派)

そうは言っても、煎じ薬はティーバックタイプで、お湯で煮て煎じるものなのでお茶のように飲めます。

もう一つは粉薬。
忙しい人には重宝されており、ぱっと飲むだけで済みますが、これが意外と苦かったりします。

苦味や漢方の臭みが苦手な人は、錠剤がお勧めです。
煎じ薬を錠剤に固めたものなので、水と一緒に飲めて味も感じません。

効果的には錠剤が1番弱く、煎じ薬の方が本格的です。

どの漢方を飲めばいいの?

薬局で手に入る漢方であれば、体の悩み別に販売されているので、例えば便秘が気になる方はそうした効能の漢方を選ぶと良いでしょう。

より本格的に体質改善をしたい方は、漢方を取り扱ってる薬局に行くことをおすすめします。
そこでは薬剤師さんが丁寧なカウンセリングをしてくれ、一人一人の体質に合った漢方を選んでくれます。

薬局で買えるものは、幅広い人に対応できるものなので、ピンポイントではありません。

なので、漢方初心者は薬局の漢方で慣れていき、本格的な漢方に移行することもお勧めします。

本格的な漢方はかなり値段もかかりますが、本気で体質改善をしたい人にはオススメです。

まずは身体の状態を知ろう

まずは、自分の体の状態がどのようなものなのか把握しましょう。

それによって選ぶ漢方も変わってきます。
以下のサイトでは、簡単にチェックするだけで体質が分かります。

◆五臓チェック
こちらから体質チェック

◆肥満タイプ体質チェック
今すぐ肥満チェック

漢方薬局でも、漢方を選ぶ前に必ず体質チェックをします。

まとめ

漢方についてお伝えしてきました。

西洋医学と東洋医学。

漢方は東洋医学ですが、病気になったらもちろんすぐに病院にかかるべきです。(西洋医学)

病気ではないけれど体の調子が悪い…そんなときには、東洋医学を使ったセルフケアから始めてみることをおすすめします。

セルフケアの1つに、自然療法である漢方を取り入れてみるのも良いでしょう。