美容の豆知識

セルフリンパマッサージでむくみ知らず!

リンパマッサージと聞くと、エステやマッサージでしてもらうものであり、自分でするのは難しそう…そう考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

全身は不可能だとしても、部位であれば自分でリンパマッサージを行い、すっきりさせる事は可能なのです。
今回はそんなセルフリンパマッサージのやり方をお伝えします。

リンパマッサージは意外と簡単!?

リンパマッサージは、非常に効果的なマッサージ方法です。
なぜなら、自分の手で軽く擦るだけで不要な老廃物や水分を排出に導く方法だからです。

リンパは皮膚のすぐ下にあるので、場所さえ抑えれば力を入れなくてもリンパ液を刺激することができるというわけです。

リンパマッサージの効果

・老廃物や水分の排出を促進
・むくみや冷えを予防
・疲労や凝りの緩和
・新陳代謝を高める
・免疫力を上げる

こう見ると女性には必須のマッサージであると感じます。

ただ、サロンでリンパマッサージを受けると¥5000〜であり、そう頻繁に受けられるものではありませんよね。

セルフリンパマッサージのやり方

まずは、女性が1番気になる顔周り。
実は全身のリンパマッサージでも、最初に鎖骨のリンパをほぐすのです。

なぜなら、鎖骨リンパはリンパ液の最終出口でもあり、全身のリンパの流れが集まるところでもあるからです。

また、鎖骨リンパは非常に詰まりやすく、顔の浮腫にも影響します。

①まず右手で左の鎖骨の上をさすります(鎖骨中央から左肩に向かって)
②反対に左手で右手の鎖骨の上をさすります(鎖骨中央から右肩に向かって)

目安は10回ほどですが、痛いと感じる場所はぐりぐりして痛みがなくなるまで流しましょう。

力を入れる必要がないので、そのままでも大丈夫ですが、乳液をつけたついでに鎖骨も滑りを良くマッサージすることをお勧めします。

肩のマッサージ

鎖骨のリンパマッサージをしたら、首から肩にかけてマッサージします。

まず右手で左側の首の後ろの付け根から肩に向かってさすり下ろします。
反対に右側の首から肩もさすり下ろします。

肩こりは血流の滞りが原因となりますので、さすってリンパ液の循環を良くすることが大切です。

顔のリンパマッサージ

顔はお化粧をする前、乳液をつけた状態でおこないます。
お顔は繊細なので力を入れないようにしましょう。

顔のリンパマッサージは、中心から外側(耳の方めがけて)流していくイメージです。

①おでこから耳に向かって流す
②顎下からフェイスラインを通って耳の前のリンパ節に流す
③ほうれい線から口の横、ほっぺたを通って耳の前のリンパ節に流す
④目の下から頬骨を通って耳の前のリンパ節に流す
⑤すべてを耳の前リンパに集めたら、耳の前リンパ液を鎖骨に送り出すよう、上から下に指すりおろす

鎖骨リンパ(ゴミ箱)に集めるイメージで行えば問題ありません。

これを全体で5回ほど繰り返しましょう。
お顔がすっきりとし、メイクノリも良くなります。

その他のリンパマッサージ

その他のリンパマッサージは、鎖骨のようにゴミ箱となるリンパポケットを意識してマッサージしましょう。

①腕のマッサージ

腕ならリンパのゴミ箱は脇になります。
腕を上げて手首から脇に向かってさすり下ろします。
脇を触ってみて硬かったら少しほぐすと良いでしょう。

②お腹から太もものマッサージ

お腹(おへそ周り)にはリンパが集結していますので、おへそ周りをぐるぐるとさすることも効果的です。

太ももは、足の付け根がリンパ節であり、ここも詰まりやすいので痛い人が多いです。
足をマッサージするときはこの足の付け根をほぐしてから行うと良いでしょう。

③足のマッサージ

女性が1番むくみやすいのは足。
仕事終わりパンパンじゃないですか?
ふくらはぎは、毎日リンパマッサージをしてもいい位です。
足のリンパポケットは膝裏です。

ふくらはぎを、足先から膝に向かってさすり上げ、膝の裏を軽く押すようにマッサージ。
ふくらはぎが硬い、痛いと感じる人はふくらはぎを押して柔らかくすることも効果的です。

ほぐした上でリンパをさすりあげるとより流れやすいです。

特に寒い季節は、リンパを流し血流を上げるだけで暖かく感じるものです。
滞りなく、綺麗で元気な体を目指しましょう。